坂口恵一マンション管理士事務所
マンションの寿命     岡崎・豊橋

マンションの寿命 岡崎・豊橋

2026年5月2日
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マンションの寿命。80~100年ともいわれている。ただ、現実にマンションが80~100年
もったという実績が無い。そしてもちろん、メンテナンス(大規模修繕工事等)をしっかりやってきたかで、寿命は変わる。木造建築でも築100年の古民家など、現実に存在するわけだから、鉄筋コンクリート造りのマンションは木造よりは、長持ちするだろう。
鉄筋コンクリートの劣化は、幅わずか3mmのヒビが入ると、そこから、雨水が侵入し、アルカリ性のコンクリートが中性化(酸性化)し、中の鉄筋が錆びてくる というのが始まり。だから通常の大規模修繕工事では、外壁と屋上防水が、最も大事な修繕になる。マメに大規模修繕工事をやっていれば、コンクリートはアルカリ性を維持でき、劣化は進まないというのが、理屈。

ただ、建物状態が仮に、良くても、例えば、築50年のマンションを、果たして「買うだろうか?」「借りるだろうか?」という問題がある。
仮の棲家として考えるならば、買い手や借り手は見つかるだろうが、「終の棲家」として考えた場合?どうだろう。築100~200年が当たり前のヨーロッパとは、日本人の考え方が、根本的に違う。
普通は、築50年のマンションを、「終の棲家」として、買う人、借りる人は、少数でしょう。
個人的には、このあたりが、マンションの「寿命」と考えている。結局、買い手や借り手がつかなければ、そこが「寿命」ということ。