マンションの修繕積立金の積み立て方式は2種類ある。
①均等積立方式・・・国土交通省が推奨している、積立方式で、新築時から向こう30年間の長期修繕計画に基づき、基本的に、値上げをしないで、均等に積み立てていく方式。
例えばAさんの修繕積立金は新築時から月額3万円で30年後も、基本3万円という方式。新築時から比較的高額な金額の為、ためらいはあるが、高齢になってかあらも、3万円で年金生活になっても、支払いはしやすい。
●メリット・・・確実にお金が貯まる為、大規模修繕工事の際に、「お金が足りない」という問題が基本起きない、滞納者が少なくなる。
●デメリット・・・新築時、ローン等の支払いに加えて、管理費と、月額3万円という支払額が大きくなり、マンション購入を控えがち。つまり比較的、若いうちが支払いがきつい。
②段階増額方式・・・新築マンションは、ほぼこの方式を採用している。なぜなら販売元のデベロッパーは、一番困るのは、マンションが売れ残ること。各社販売競争だが、段階増額方式を採用することで、新築時の修繕積立金の支払い額が抑えることができる。
例えばBさんの新築時の修繕積立金は1.5万円これが5年おきくらいに2万円になり・・・
30年後、高齢になってから、これが例えば6万円と、年金生活者にとっては支払いはきつい。
メリット・・・新築から数年間の経済的負担が少ない。
デメリット・・・修繕積立金を5年おきくらいに、値上げしていくが、総会で 値上げ の決議ができない事例はいくらでもある。特に、年金生活者にとって、修繕積立金の値上げは、厳しい。
結果的に、大規模修繕工事の時、「お金が足りない」という今、現実に起きている問題が起きる。
借り入れも ダメ、一時金も ダメとなりやすく。大規模修繕工事を引き延ばすが、いくらひき伸ばしても15年周期が限界か?建物のスラム化の入口へ入ってしまう。又滞納者が出やすい。
